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2018

  • 2018年09月19日(水)

2011年の東日本大震災で被災した宮古市在住の小野寺氏を励ますため親里で始まった南寮夏の集いも8回目を迎え、8月25日(土)大阪市内の会場で開催しました。

今回は、3月に小野寺信一氏(集いの会々長)、4月に芥川幸雄氏が出直されたので、会場に2人の思い出の写真を飾り、逝去を悼んで黙祷を捧げてから開始し、初参加、大病を乗り越えての参加等、様々な時間を経ての24名で再会を分かちあいました。

半世紀近い時空を一瞬にして超え、寮時代の素の自分にもどり、胸襟を開いて、想い出話に大いに盛り上がった3時間はアッという間でした。来し方行く末の間のほんのわずかな命の洗濯の機会でしたが、寮友の元気な姿と自分のこれからの生き方を改めて確認する場が持てました。また、幹事を通じて皆の近況報告を受け、参加者で共有する場にもなりました。欠席された寮友の皆さん、来年待っています。最後に、全員一致で新会長は三隅氏に決定しました。(鈴木 陽生)

  • 2018年09月10日(月)

8月25日(土)、第6回南寮・三島寮大17期(昭和40年度入寮)同窓会を開催しました。今年は例年になく出席者が少なく12名となりました。開宴に先立ち、前回の同窓会以降に逝去された上出義樹君と長谷川隆俊君のご冥福をお祈りして黙祷を捧げました。上出君はガン治療をされながらも昨年は元気な姿を見せてくれていただけに大変残念です。

会の始まりとして、三島寮OGで6回すべて出席され、現在も某船舶会社の社長である米田伊都子さんに乾杯の音頭をお願いしました。今回の主な話題は、出席者数が減少する中今後どのように継続をしていくのかという話し合いになりました。体調等の理由による欠席者が今後も増えると予想されるので、同期生に限らず門戸を広げて参加者を募ればどうかとの意見が出ました。次回の開催はこのような現状をふまえ、新たな形で再発足できればと考えています。

締めは遠路茨城県結城市から出席された石崎君の音頭による三本締めでお開きとしました。(小林)

今年の“命にかかわる暑さ”を耐え抜いた元気な参加者をご紹介します。
写真前列左より 宮内(英)、宮原(英)、小林(中)、米田(仏)、前田(中)、安宅(仏) 後列 橋本(宗)、石崎(朝)、森田(体)、英保(国)、末次(体)、牛尾(独) (敬称略)

  • 2018年09月10日(月)

去る6月17日、水戸市の天理教茨城教務支庁を会場に平成30年度茨城支部総会が開催されました。
当日はふるさと会本部より木下民生副会長、関東地区より菊山孝昭常任理事、城戸我夜子常任理事、神奈川支部長、千葉支部長代理、また今回の特別招待者として扇田慶德天理教茨城教区長のご臨席をいただき、総勢11名の参加者となりました

式次第に沿って、活動報告、会計報告と続き、今年度の活動方針案の提議では「支部独自の活動として、昨年に続き社会貢献活動として、県内の観光地での清掃ひのきしんの実施」「会員相互の情報交換としての『支部だより』の内容充実」「組織の強化、拡大、そして教区との活動の連携」が出され、参加者の賛意をいただきました。

総会に引き続き行われた懇親会では、参加者からふるさと会本部への要望が多数出され、木下副会長より各項目について丁寧な回答があり、また不明な点については後日何らかの形でお答えいただくということになりました。また、ふるさと会のあり方について参加者から色々な話題が出て、それに対して積極的に意見が交わされ大いに盛り上がり、時の経つのを忘れるほどでありました。扇田教区長からは後継者や若い世代の導き方について懇切丁寧なお話をいただき、出席者の同意を得た次第です

自画自賛でありますが、近年稀にみる充実した総会になったと自負しております。(大7国 秦孝志)

  • 2018年09月06日(木)

平成30年の千葉支部総会は9月2日(日)、 鮨割烹みどりにて会本部より山本弘副会長、近隣支部より5名の来賓、また大阪より元千葉支部会員加藤恵秋氏(大4英)が6年ぶりに、そして21名の支部会員等計28名の参加を得て盛大に開催されました。

今回の講演は在インドネシア50年以上の吉川嘉彦氏(大12印)に長年にわたるインドネシアとの関わりをお話しいただきました。脚本家の久松真一氏(大32仏)の参加等もあり、終始楽しい同窓会となりました。また、長田眞作氏(大9西)からは イスパニア学科の故岩尾洋(ひろし)氏の弟陽(あきら)氏のブラジルでの活躍後に携わった草の根運動の成果(貧民街の子供達達のローマ法皇前での演奏会)のDVD、CDを出席者全員に寄贈していただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
来年も多くの会員のご参加をお願いします。  (大23西 今西敏一 記)

  • 2018年09月02日(日)

中平三千彦氏(東京支部・大7仏)は自身の著作「奈良の伎楽、平安の雅楽」と「琉球王朝の芸能と文芸を愉しむ」の2冊(写真集を含む)をこのたび国立国会図書館へ寄贈した。同図書館ではこの刊行物を広く公共の利用に供するとともに、国民共有の文化的資産として永久保存することになった。この素晴らしい著作の寄贈は中平氏の飽くなき文化的探求と努力の集大成であり、これが今回、国立国会図書館に永久的に収納されたことは誠に名誉なことである。また、本著作2篇は佐藤浩司天理大学名誉教授を通じて天理図書館の永年蔵書となり、歴代学長をはじめ、天理教音楽研究会などの管内主要部署、また薬師寺などへも届けられた。

同氏によると、「奈良の伎楽、平安の雅楽」を著すきっかけとなったのは天理大学雅楽部による浅草公会堂における定期公演を鑑賞したこととのこと。この公演には関東地区のふるさと会員数十名が例年菊山孝昭常任理事の声掛けで集まり鑑賞してきた。こうした雅楽鑑賞会が単なる鑑賞会に終わらず、中平氏の努力によりもうひとつの新たな文化的業績として結実したことは実に喜ばしいことである。

そして、もうひとつの著作「琉球王朝の芸能と文芸を愉しむ」は、中平氏の沖縄の友人、平良信孝琉球舞踏専門館長を通じて研鑽を深め作成されたものであるが、中に描かれている各舞踊が油彩画で描かれていることは特筆すべき点である。琉球舞踊は琉球王朝時代に明、清の冊封使を歓待するために、国の威信をかけて創られた品格のある舞踊であり、また組踊りは王朝時代に生まれた沖縄独自の音楽劇・舞台芸能で、これは琉球舞踊と同じく国の重要無形文化財及び世界重要無形文化財となっている。琉球舞踊の特徴は非常に優雅で品格があり、かつ独特の美しさと琉球人の優しい心根の琉歌が舞踊と一体となっていることである。ふるさと会員の皆様にも是非、ご覧いただきたい。

本書は「国立国会図書館オンライン」で検索可能。URL://ndlonline.ndl.go.jp

(神奈川支部 大16谷徹也 記)

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