6月20日、東京天理教館9階の天理ギャラリー講堂で開催された「第3回天理大学考古学・民俗学フォーラムIn 東京」に、菊山孝昭常任理事をはじめ、東京・神奈川・千葉・埼玉の関東各支部から16名が参加・受講した。テーマは「モノと図像から探る妖怪・怪獣の誕生」。

飯降政彦・天理大学学長は開講に先立ち、「天理大学は多数の古墳に囲まれた場所に立地しており、また敷地内には西山古墳もあって、考古学・民俗学を研究するには他大学にない好環境に恵まれています。そうした中での研究の成果を今日はぜひ聴講してください」と挨拶。

その後、安井真奈美教授から今回のテーマでの開催について全体的な説明がなされ、続いて小田木治太郎准教授の司会進行で橋本英将准教授、山本忠尚元教授、飯島吉晴教授、斎藤純教授が「正倉院に人面鳥がいる」「一つ目小僧の系譜」等々それぞれの研究成果を披露した。そして、妖怪文化研究の第一人者である国際日本文化研究センター所長の小松和彦氏がそれぞれの発表についてコメントし、次に特別ゲストとして参加の帽子作家でイラストレーターのスソアキコ氏が安井真奈美教授と「ひとり古墳部」の題で西山古墳のスライドを見ながら対談、後半では桑原久男教授による司会で質疑応答と続いた。

聴講の我々としては日頃あまり真剣に考えたことのないテーマ内容で、まるで別世界の話を楽しませていただきました。（大7仏　中平三千彦）

平成26年6月14日、第49回おやさと支部総会をふるさと会館会議室にて開催いたしました。本会より吉川会長、小畠副会長をお迎えし、40名の会員の出席を頂き、充実した総会となりました。
田中支部長より募金についての協力要請や会活動の現況など報告があり、今後も支部活動の上に力を貸してほしい旨のお話がありました。その後、議事進行の中で、活発な質疑応答が行われ、会活動の理解がさらに深まったと感じました。
大学食堂での懇親会は、新入会員の皆さんの紹介から始まり、会話も弾んで和気藹々とした和やかな歓談の場となりました。

また、おやさと支部では毎年、秋の懇親旅行を実施しています。この旅行を多くの会員が楽しみにしており、今回は、11月9日（日）兵庫県北部の神鍋高原を訪れ、温泉と新鮮なカニに舌鼓を打ち、全員大満足の日帰り旅行となりました。この結束力を活かし、支部の更なる充実を目指して、会活動を進めていきたいと思います。（大22中　山澤）